パプリカの水耕栽培
パプリカの種を購入
バジルの水耕栽培が軌道に乗り始めたので,他の植物にも手を出してみようということでパプリカを育ててみることにしました.
バジルの水耕栽培についても,LED制御とかポンプ制御とか色々やっているのでそのうちまとめて記事にしたいと思います.
パプリカの種は楽天市場の藤田種子というところから購入しました.こちらの品種は背丈が50cm程度の小さいものらしく,私の場合は室内で育てるので好都合でした.
発芽まで
バジルと同様にスポンジに切れ目を入れて,パプリカの種をセットしました.パプリカの種は嫌光性種子のため光を遮る必要があるとのことでしたので,アルミホイルを被せておきました.これで2週間待てば発芽する…かと思いきや2週間後にも種には全然変化がありませんでした.「これは遮光が甘かったか??」と思い,下のような黒い箱の中に入れると1週間してようやく発芽しました.遮光は大事ですね.
ちなみにこの黒箱は水耕栽培容器として使う予定のものでした.もう少し大きくなったらこれに溶液を入れて栽培します.
発芽した…けど種被ったまま!
ようやく発芽したパプリカの写真がこちらです.
写真だと分かりにくいですが,本来出るはずの双葉が種の殻を被ったまま立ち上がってしまっているのです.このまま双葉が隠れたままだと枯れてしまうので,種の殻を取ってあげることにしました.
ただ指で引っ張っても取れそうになかったので,まずは濡れたティッシュで種の殻を湿らせてある程度ふやかしました.ふやけた種の殻をピンセットで引っ張るとスルスル〜と綺麗に殻が取れました.殻が取れたあとの写真がこちらです.
おそらくですが,土で栽培する場合は発芽の際に土の摩擦でちゃんと殻を脱いで芽を出すのでしょうが,今回は培地がスポンジのため摩擦が小さかったのが原因かと思われます.ただ,種は2つ蒔いていたのですが,2つ目の方はきちんと殻を脱いで発芽してくれたので運が悪かっただけかもしれません.いずれにしても殻を被ったままだと成長できずにそのまま枯れてしまうそうなので,他の植物でも双葉に殻が付いている時は今回のようにピンセットで上手に殻を取ってあげるのが良いと思います.
現在は
本葉も生えてきた現在の様子がこちら.
順調に育ってくれています.ただ,葉物のバジルと比べると成長速度は断然遅いですね.これから寒くなるので室温に注意しながら,気長に成長を見守ろうと思います.